殺人で、検察官の求刑が懲役10年のところ、懲役5年の判決の言い渡しを受けた。 こちらは、介護疲れの事件と類似した事件であることを主張して、懲役3年執行猶予5年の判決を主張した。裁判所は、「弁護人の主張は採用できない。」の一言で、採用しない理由をなにも述べなかった。...
10月、11月と、裁判員裁判で負けの判決をもらった。前者は、心神耗弱を主張していた事件、後者は、無罪主張事件だった。 負けたから言うわけではないが、判決がひどすぎる。何も理由が書かれていない。無罪主張の事件は、論告が約30分、弁論は45分。判決の事実認定は、8分だった。時間の問題ではないかもしれないが、争点についての判断をほとんどしていない。...
昨年末、控訴審の保釈が却下された。 依頼人は、一審では、保釈が認められており、有罪判決が出て収監された。 控訴審になって、なぜか罪証隠滅や逃亡のおそれが急に高まったようだ。 依頼人は、ある依存症で、それが事件発生に大きな影響を与えていた。一審の保釈後、専門の病院に入院するなどして、依存症の治療を行っていた。...
供述録取書をなくそう! いまさらと思われる方いるとは思うが、最近、真面目にそう思った。 いわゆるオレオレ詐欺の出し子役を紹介したという窃盗幇助の事件である。...